2009年1月22日木曜日

「エゼキエルが見た幻」 (エゼキエル37:15-24;エフェソ2:14-16) 1月18日説教

1月18日から24日までローマ教皇庁と世界教会協議会が設けたキリスト教一致祈祷週間である。南北に分断された韓国の教会がエゼキエル書37章に基づいて今年のパンフレットを作成している。
  エゼキエルは前6世紀の預言者である。イスラエル王国は南北に分裂後、北王国がアッシリアによって、南王国がバビロニアによって滅ぼされていた。エゼキエルはバビロン捕囚下で不思議な幻を見る。37章後半の「二本の木」の幻は、滅亡した南北の王国が再興されて、一つになることを象徴している。エゼキエルの幻は南北統一が悲願の韓国のキリスト者たちにとって、まさに自分たち自身へのメッセージとなっている。
  エフェソ書にも「二本の木」のメッセージが記されている。パウロは、イエスの十字架(交差した二本の木)によって「敵意という隔ての壁」が取り壊され、敵意が滅ぼされていることを告げる。
2009年、世界でも身近なところでも、分裂や敵意が克服されて、人々が一つに結び合わされていくことを願う。 山下慶親牧師