2009年2月24日火曜日

「教会の姿」(ヨハネの黙示録3:14-22) 2月22日説教

ローマの記者会見で酩酊した中川大臣の姿と来日したクリントン国務長官の姿は対照的であった。私たちは教会としてどのような姿を示しているだろうか。
黙示録にはアジア州の7教会に宛てた手紙が書かれている。7つ目の手紙はラオディキア「教会の姿」を批判し、彼らの信仰について、「冷たくもなく熱くもない」、「なまぬるいので口から吐き出そうとしている」とまで書いている。これらの表現にはラオディキア地域周辺の水事情が反映されている。
阿蘇を水源とする熊本の水は夏でも冷たく、県内各地で湧き出る温泉の水は熱い。私たちは教団熊本地区の11教会・伝道所が示している姿を顧みることが必要である。伝道が困難な時代の中で、「永遠の命に至る水」が湧き出し続けている教会であることを願う。
私たちはイエス・キリストの“霊が諸教会に告げること”(3:22)を聞き取りながら、本日の臨時総会において、来年度の目標や計画を立て、熊本における「教会の姿」をしっかりと示していきたい。
山下慶親牧師