2010年1月19日火曜日

「群衆から弟子に」 (ルカ14:25-35; ヨハネ13:34-35)1月10日説教

本日(1月10日)は故福田令寿先生の誕生日である。先生は18歳で受洗し、百歳で召された。長い信仰生活を通して草葉町教会を支え、熊本バンドの直弟子としての生涯を残された。少しでも彼に見習うことができるようでありたい。
  イエスはついて来る大勢の群衆に、「(…でなければ)わたしの弟子ではありえない」と3回も言われた(26,27,33節)。イエスの弟子であるためには「弟子の条件」を満たすことが求められる。
  イエスは群衆の求めに応じてさまざまな病気の癒しを行われた。苦しみや悲しみや悩みに共感される方だからである。私たちには、かなえてほしいたくさんの願いがある。しかし信仰で大事なことは、願いをかなえてもらうことだけではない。イエスからの問いかけを受けていることに応えることも大事である。私たちは「群衆」の一人にとどまるのではなく、神、イエス、教会のために、自分は何ができるのかを考えながら、「弟子」の一人になることを目指したい。 山下慶親牧師