2009年5月21日木曜日

「私たちは復活の証人」(Ⅰコリント15:1-11)5月3日説教

ゴールデン・ウィークは家族で一緒に過ごせる数少ない休暇である。連休を大事にしたいと思う。
  私たちキリスト者には2つの家族がある。血縁の家族と信仰の家族である。イエスが始められた運動には、血縁の家族を超えさせる特徴があった。弟子たちは自分の家族から離れてイエスに従い、イエス御自身も家族から離れておられた。
  15章の記事には、復活したイエスが、パウロに至るまで6回に及んで姿を現されたことが記されている。イエスは直弟子たちだけにではなく、「五百人以上もの人々」や迫害者であったパウロにも現れている。復活の現れが実に広範囲に及んでいることが分かる。パウロは、復活したイエスの証人として、ローマ帝国各地に福音を伝え、教会を設立していった。今日の時代において、私たちはイエス復活の証人である。初代教会のキリスト者たちのように、復活したイエスに励まされ導かれながら、「信仰の家族」として共に「新しい命」(ローマ6:4)に生きていきたい。         山下慶親牧師