2014年6月25日水曜日

6月8日 の 説 教 要 旨

「『霊』は望むままに」
(一コリント12:1-13)難波信義牧師

聖霊降臨日(ペンテコステ)を迎えた
私たちだが、改めて「聖霊」の恵み、そ
の働きに注目したい。
「聖霊によらなければ、だれも『イエ
スは主である』とは言えない(3節)」と
あるように、私たちの信仰は聖霊に導か
れたものである「。自分でキリスト教を選
んだ・教会に出席している・洗礼を受け
た」のではなく、全て聖霊が直接、ある
いは周囲に働きかけてくださり、そのよ
うな思いへと導いてくださったのである。
さらに聖霊は、私たちを様々な働き・
愛の業へと導いている。私を信仰に導く
ために、聖霊が隣人を導いて、私に遣わ
してくださったように、私も、隣人のた
めに、聖霊によって遣わされている。聖
霊の働きの自覚は、このように新たな決
断へと私たちを導く。また、「賜物を与え
るのは霊」「務めを与えるのは主」「働き
を与えるのは神」とあるように(4-6節)、
三位一体の神が、私たちを時に適った働
きへと導き出すにあたり、必要な知恵と
力を与えてくださるのだ。欠け多き私た
ちが、賜物を持ち寄り、お互いに組み合
わされ(7,12節)、神と人と教会に仕え
ていく時、神はその全能の力をもって支
え、御業を現してくださる。ここに信頼
して歩もう