2015年2月26日木曜日

11月16日礼拝 の 説 教 要 旨

「 奉 仕 」

難波信義牧師 (創世記18:1-8)

 バザーにあたり示された聖書は、奉仕 の意味について、私たちに示している。 「信仰の父」としてユダヤ教、キリス ト教、イスラームにおいて尊敬されてい るアブラハムだが、彼は信仰だけではな く、人に対しても親切であった。見ず知 らずの旅人を招き、食べきれないほどの 食事を準備し、丁重にもてなした。アブ ラハム自身も駆けずり回っている(2,6, 7節)。まさに愛とは、人のために身を粉 にして駆けずり回ることだと示される。 彼は何故そこまで親切に出来たのか。 ここに「信仰」が関わっている。すなわ ち、どんな人との出会いでも、その中に 神の御心・御業があるのだという信仰で ある「。私を愛してくださる神のためなら ば、それをしないわけにはいかない」と いう感謝から溢れ出る行為、それが「奉 仕」である。 アブラハムも、故郷を離れて「寄る辺 なき旅人」であった。その中で神の導 き・守りを知った。その感謝から、他の 旅人のもてなしにつながった。 さらに、このようにもてなした旅人が、 主ご自身であったという。旅人をもてな す・隣人に奉仕するという事は、私の家 に神を・私の人生にイエスを迎えるチャ ンスなのである。覚えて歩みたい。